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週に一度クラスメイトを買う話 ~ふたりの時間、言い訳の五千円~ 02  著:羽田宇佐

ライトノベル
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長い休みは憂鬱だ。

一人でいることには慣れているけど、一人でいることが好きなわけじゃない。

高校最後の夏休みは、みんな忙しい。

仙台さんとだって、会うのは”放課後”だけというルールだ。

なのに彼女は『家庭教師になってあげる』なんて提案してきて。

キスしたこと、気にしてるのは私だけなの?

つまらない。

面白くない。

キスしても何も変わらない宮城に、もうすぐ来る長い休みに、そう思う。

だから、宮城に提案した。

『休み中も宮城に会いたい』

そう思っているのかは自分でもわからないし、距離を置くべきなのはわかっている。

でも、本当は彼女から返事が来ることを、私はたぶん期待している。


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