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安達としまむら 01  著:入間人間

ライトノベル
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体育館の二階。

ここが私たちのお決まりの場所だ。

今は授業中。

当然、こんなとこで授業なんかやっていない。

ここで、私としまむらは友達になった。

好きなテレビ番組や料理のことを話したり、たまに卓球したり。

友情なんてものを育んだ。

頭を壁に当てたまま、私は小さく息を吐く。

なんだろうこの気持ち。

昨日、しまむらとキスをする夢を見た。

別に私はそういうあれじゃないのだ。

しまむらだってきっと違う。

念を押すようだけど、私はそういうあれじゃない。

ただ・・・しまむらが友達という言葉を聞いて、私を最初に思い浮かべてほしい。

ただ、それだけ。

日常を過ごす、女子高生な私としまむら。

その関係が、少しだけ変わる日。


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